こんばんは、医学生エンジニアのめーぷるです。
今日は医学部のテストについてお話ししていきます。
近年は医学部人気が高まっており、入るだけでも一苦労なのが昨今の医学部受験。
しかし努力が報われて、無事医学部に合格したとしても油断はできません。
というのも、医学部のテストは
と後々になって気付くという人も少なくないからです。
何を隠そうぼくもその一人です。
というわけで、今回は医学部のテストの勉強法を解説します。
医学部のテストと一括りに言っても、大学によって難易度の差があります。それを踏まえた上でお読み頂けると幸いです。
目次
医学部のテストはどんなかんじ?
そもそも医学部のテストってどんなかんじなの?という疑問にお答えしていきます。
基本は6割取れば合格
これは医学部のテストに限ったことではありませんが、大学のテストは基本的に6割合格です。
ただ、先生によって実習点やレポート点などの他の点数を含めて6割なのか、それらとは別に6割なのか変わってきます。
あらかじめ、評価基準についてはしっかりと把握しておきましょう。
難化すると相対評価になることが多い
医学部のテストは基本的に合格点が6割であると言いました。
しかしテストが難しすぎたために6割で合格とすると、大量に不合格者が出てしまうということもよくあります。
こういった場合は合格点が下がる、もしくは下駄を履かせるといったような処置が取られます。
表向きは絶対評価でも、結局は相対評価になることも少なくないのです。
ほとんどの場合、追試験を受けさせてもらえる
医学部のテストでは本試験で不合格になってしまったとしても、ほとんどの場合は追試験を受けさせてもらえます。
ちなみに医学部のテストに慣れてくると、
というモチベーションの低下に悩まされる人もいたりします。
追試験とは本試験で落ちた人を救済するためのテストである一方、人間の惰性に訴えかけてくる存在でもあるのです。
ひたすら暗記
暗記一辺倒の科目ばかりであるというのが、大学入試とは違うところですね。
大学入試の場合は物理や数学など論理的思考力を問うような科目の割合も少なくなかったことでしょう。
しかし、医学部のテストでは大学入試で求められるような論理的思考力は必要ありません。
その代わりに必要なのが、膨大な暗記メモリです。
暗記が苦手だという自覚がある人は、少し周りよりも早めに対策を始めるなどすると良いかもしれません。
医学部のテストの勉強をする上で授業は大切なのか
結論から言いますと、医学部のテストを乗り切るために授業を聞く必要があるかどうかというのは、科目の特性によります。
授業を聞くべき科目
医学部のテストでは、講義内容がそのままテストに出るという科目もあります。(当たり前に聞こえますが。)
そのような科目の中でも特に過去問で対策しにくい科目は諦めて授業を聞くのが良いかと思います。
もしくは、仲の良い友達に授業中のメモを見せてもらうというのもアリですね。
(ただし、頼りきりは止めましょうね。)
授業を聞かなくても大丈夫な科目
ぼくのこの2年の大学生活を振り返ると、正直ほとんどの授業は聞いていませんでした。
プログラミングの勉強をしたり、ライティングやWEB制作の仕事をしたり。(←教室からお金を生み出す男)
割と過去問があてになる科目に関しては、基本的に授業を聞くのはマストではないと思います。
そのあたりの見極めをするためにも、早い段階でその科目のテストがどのようなものなのかを把握しておくことは重要ですね。
医学部のテストの上手な勉強法とは
さて、いよいよ医学部のテストをどうやって攻略するかという内容について解説していきます。
周りと足並みを揃えること
医学部のテストを攻略する上でまず大事なのが、周りのペースに合わせることです。
いかにも日本人的なフレーズですけれども。
先ほども述べた通り、医学部のテストは一見「6割合格」の絶対評価に見えますが、実際は相対評価になってしまうことも少なくありません。
したがって、「常に底辺に沈まない」ことが大切なのです。
こう書くとサバイバルみたいに聞こえるかもしれませんが、なんだかんだ周りと同じペースで勉強すればOKです。
周りが勉強を始めたなと思ったら、自分もテスト勉強を始めようと言ったようなかんじで。
あと、勉強する内容も周りに合わせたほうがいいです。
具体的には「過去問だけでいけそう」、「レジュメもちゃんと読む必要がありそうだな」といったかんじです。
こういった情報を共有するためにも、友達と一緒に勉強会を開くのがオススメですよ。
テストの攻略難易度の見当をつける
これも医学部のテストを乗り切る上では大切なポイントです。
医学部のテストは科目によって難易度が大きく異なります。
当たり前ですが、難易度が高ければそれだけ頑張らないといけませんし、簡単なテストなら省エネでも合格できます。
先輩から早めにテストについての話を聞いておくと良いですね。
過去問研究は入念に
医学部のテストでは過去問が非常に重要になってきます。
科目によっては、過去問と似た問題が出題されるということもあります。
また、そうでない科目であっても過去問を見ると、どういった形式の問題が出題されるかくらいは把握できるはずです。
過去問は数年分の内容を完璧に理解・暗記した上で、+αで何を勉強すべきなのか周りを見ながら決めましょう。
採点の厳しさなども聞いておくとベスト
大学のテストは基本的に謎に包まれているので、医学部教授の採点がどのようなものなのか把握するのは難しいです。
それでも先輩に聞けば、
といったような情報を教えてくれるかもしれません。
ここまで把握しておけば万全ですね。
医学部のテストで常に全力投球するのはオススメできません
聞こえはよくありませんが、手を抜けるところで手を抜くのはとても大切だという話です。
なぜなら、長い戦いだからです
なぜ、医学部のテストで常に全力投球するのがオススメできないのか?
その答えはずばり、医学部は国家試験が終わるまでテスト漬けの生活が続くからです。
全部のテストに100%の力で臨むと、どこかで精神的に息切れしてしまう可能性が高くなります。
それゆえ、常にモチベーションが最低ラインを超えていることが重要になってくるのです。
だからこそ「オンとオフ」、すなわち「頑張らなければならないテストと省エネで受かるべきテスト」のメリハリをつけることはとても大切なのです。
ふざけているように聞こえてしまうのかもしれませんが、結構大事なポイントだと思うので、ぜひ心に留めておいてください。
CBTや国試など、将来を見据えて勉強したい人は別
とはいえ、医学部には高い志を持って勉強に励む人も一定数います。
将来のことまで考えて医学部のテストにも全力を出すというのは理に適っていますし、ぼくもそういった方達を尊敬しています。
「テストを頑張ることは悪」だなんて思わないで下さいね(笑)
これから医学部のテストとの闘いに臨むあなたへ
さて、今回は医学部のテストを上手に乗り切る方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
これらは基礎医学のテストを一通り乗り切ったぼくのノウハウです。
冒頭でも述べた通り、それぞれの大学でテスト事情は多少異なるかと思います。
ご自身の大学のテストについてよく把握した上で、参考にしていただければ幸いです。
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